DILITECH

WORK

2026.7.27

新入社員のエンジニアデビュー記パート8

エンジニアの乘松です。

今回は現在参画している案件から少し離れ、過去に調査したEntra ID(旧Azure AD)について、自身へのおさらいも兼ねてご説明致します。

Entra IDとは?


Entra IDは、マイクロソフトが提供している「IDやアクセスを管理を行うことができるサービス」です。
昔は「Azure Active Directory(Azure AD)」って名前でしたが、2023年から「Entra ID」に名前が変わりました。

Entra IDを使ってできること


  1. ユーザー管理
    社員やスタッフのアカウント作成・管理を行う。

  2. シングルサインオン(SSO)
    複数のクラウドサービスに1回のログインでアクセス可能

  3. 多要素認証(MFA)

    パスワード+スマホ認証など、セキュリティ強化

  4. アクセス制御

    誰がどこにアクセスできるかを細かく設定

  5. 監査ログの取得
    ログイン履歴や操作履歴を記録して追跡可能

実際に使用するケース


  • Microsoft 365(TeamsやOutlook等)のログイン

  • SalesforceやSlack等のSaaSと連携

  • 在宅勤務時のログイン制御

  • 社員の入社時や退職時のアカウント作成や削除

Active Directory(AD)との違い


当時、「Azure AD」を調査している際に、「Active Directory」というものも目にし、似たような名前や機能があったため混乱してしまいました。

Azure ADをより理解するためにActive Directoryを知ることも重要だと思い、調べてまとめました。

Active Directory(AD)とは?


Active Directory(AD)は、マイクロソフトが提供する社内ネットワーク用のユーザー認証とアクセス管理システムです。
一般的には、企業や学校などの「オンプレミス環境(社内サーバー)」で使われています。

Active Directoryは以下のような特徴があります。

  • 社内PCへのログインアカウントを一括管理

  • ファイルサーバーや社内アプリへのアクセス権を制御

  • 社内プリンタやネットワーク機器も一元的に管理

  • ユーザーやグループの情報をADサーバーが記憶

ただし、ADを構築・運用するには、専門的な知識を持ったエンジニアが必要です。
物理的なサーバーを用意し、社内ネットワークに合わせて設計・管理していきます。

「Azure AD(現Entra ID)」と「Active Directory」の違いについてまとめると以下の通りとなります。

項目

Active Directory(オンプレAD)

Entra ID

サービス提供場所

オンプレミス

クラウド

管理対象

社内のパソコン等

クラウドサービスやSaaS

主な役割・特徴

社内システムやWindows端末の統合管理。
構築・設計には専門的な知識が必要。

ADとの比較として、クラウド上で提供するSaaSとして利用できるため、利用者側で複雑な設定を行う必要がない。

接続方式

社内ネットワークに直接接続

インターネット経由

まとめ


  • Entra IDは、Azure ADの新しい名前

  • クラウドサービスのIDとアクセスをまとめて管理するもの

  • SSO(シングルサインオン)やMFA(多要素認証)などセキュリティ対策もできる

  • Microsoft 365など身近なサービスでも使われている

今後は、Entra IDと一緒によく出てくる「シングルサインオン(SSO)」や「MFA(多要素認証)」ついて勉強したことも記事に書いてみたいと思います。

keyboard_arrow_left

BLOG一覧へ