新入社員のエンジニアデビュー記パート8
エンジニアの乘松です。
今回は現在参画している案件から少し離れ、過去に調査したEntra ID(旧Azure AD)について、自身へのおさらいも兼ねてご説明致します。
Entra IDとは?
Entra IDは、マイクロソフトが提供している「IDやアクセスを管理を行うことができるサービス」です。
昔は「Azure Active Directory(Azure AD)」って名前でしたが、2023年から「Entra ID」に名前が変わりました。
Entra IDを使ってできること
ユーザー管理
社員やスタッフのアカウント作成・管理を行う。シングルサインオン(SSO)
複数のクラウドサービスに1回のログインでアクセス可能多要素認証(MFA)
パスワード+スマホ認証など、セキュリティ強化
アクセス制御
誰がどこにアクセスできるかを細かく設定
監査ログの取得
ログイン履歴や操作履歴を記録して追跡可能
実際に使用するケース
Microsoft 365(TeamsやOutlook等)のログイン
SalesforceやSlack等のSaaSと連携
在宅勤務時のログイン制御
社員の入社時や退職時のアカウント作成や削除
Active Directory(AD)との違い
当時、「Azure AD」を調査している際に、「Active Directory」というものも目にし、似たような名前や機能があったため混乱してしまいました。
Azure ADをより理解するためにActive Directoryを知ることも重要だと思い、調べてまとめました。
Active Directory(AD)とは?
Active Directory(AD)は、マイクロソフトが提供する社内ネットワーク用のユーザー認証とアクセス管理システムです。
一般的には、企業や学校などの「オンプレミス環境(社内サーバー)」で使われています。
Active Directoryは以下のような特徴があります。
社内PCへのログインアカウントを一括管理
ファイルサーバーや社内アプリへのアクセス権を制御
社内プリンタやネットワーク機器も一元的に管理
ユーザーやグループの情報をADサーバーが記憶
ただし、ADを構築・運用するには、専門的な知識を持ったエンジニアが必要です。
物理的なサーバーを用意し、社内ネットワークに合わせて設計・管理していきます。
「Azure AD(現Entra ID)」と「Active Directory」の違いについてまとめると以下の通りとなります。
項目 | Active Directory(オンプレAD) | Entra ID |
|---|---|---|
サービス提供場所 | オンプレミス | クラウド |
管理対象 | 社内のパソコン等 | クラウドサービスやSaaS |
主な役割・特徴 | 社内システムやWindows端末の統合管理。 | ADとの比較として、クラウド上で提供するSaaSとして利用できるため、利用者側で複雑な設定を行う必要がない。 |
接続方式 | 社内ネットワークに直接接続 | インターネット経由 |
まとめ
Entra IDは、Azure ADの新しい名前
クラウドサービスのIDとアクセスをまとめて管理するもの
SSO(シングルサインオン)やMFA(多要素認証)などセキュリティ対策もできる
Microsoft 365など身近なサービスでも使われている
今後は、Entra IDと一緒によく出てくる「シングルサインオン(SSO)」や「MFA(多要素認証)」ついて勉強したことも記事に書いてみたいと思います。
BLOG一覧へ